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植物生理学研究室

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研究紹介

 

植物の環境応答と形態形成の仕組みを探る

梅
 植物は動物と異なり、移動することができません。暑くなったからといって日陰を探すわけにもいきませんし、喉が渇いても水を飲みに出かけることもできません。そのかわりに、刻一刻と変化する環境に応じて、体内の生理活性や形態そのものを変化させて、環境に適応する能力を持っています。


 私たちの研究室では植物の環境応答と形態形成の仕組みに興味を持ち、これらが植物ホルモンや細胞骨格系などの様々な因子によりどのように制御されているかを、分子生物学・生理学・形態学的手法を用いて様々な角度から研究しています。


 脳や神経を持たない植物が、一体どのようにして一生を過ごしていくのか、考えてみれば不思議ですよね。種子の発芽から始まり、開花、種子形成へと至る植物の一生。とてもみずみずしい生命活動であふれているのです。


 「先生 植物学はうそですね 樹木もやはり笑ふもの 梅が一輪咲きました」
                                    (堀口大学 『小学生』)

 そう、植物はまさに「生きて!」いるのです。