トップページ

研究室の目指すもの
教育機関として
大学という教育機関にある以上、当研究室が最も大切にしているのは学生教育です。従って、まずは研究室に所属する学生達には日常の研究活動を通じてより高い人格の形成を目指し、正しい倫理観を身につけてくれることを願っています。自ら考え、行動し、新しい発見と成果を以て生物学の発展に寄与すること、そしてその過程において自分を高めて行くことが当研究室に所属するみんなの目標です。
研究機関として
一方、研究機関としての当研究室は、脊椎動物の生命現象を多角的に解明することを目的としています。自分たちの研究が何の役に立つか、役立てるためにはどうすればよいか、ということをいつでも意識しながら研究を推進していますが、それ以上に、「どうして」そのような現象があり、「どのような」機構でそのことが行われるかを明らかにすることを大切にしています。
現在、当研究室が力を注いでいる研究テーマに両生類の生理活性ペプチドがあります。例えば生体防御ペプチドの研究では、どのようなペプチドがどのような微生物に効果を示すかを解析することを出発点にしていますが、さらにどのようにして効果を示すのか、どうのようにして作られたり分泌されたりするのか、そもそもどうしてそのような物質を持っているのか、という「生物学的」な意義の解明へ発展させて行くことを目指しています。また、生殖行動におけるペプチド(ホルモンとフェロモン)の研究では、個体がフェロモンを分泌する引き金となるホルモン刺激の解明や、フェロモンを受け取る側の個体がどのようにしてそれを感知し、認知するか、またそれが生殖行動へとどのように展開していくか、等を調べています。
このように、生き物の持つ本来の行動や現象を見つけ、また分子や細胞レベルで解析していくことこそ、生物学研究の真骨頂と捉えています。創立60年の伝統を誇る当生物学科では、分野や対象は変わりつつも、常に動物の生命現象の解明を目指す研究室が必ず存在していました。その系譜を受け継ぎ、継続させながら、生物学の面白さを追究していくことを当研究室は目指しています。
現在、当研究室が力を注いでいる研究テーマに両生類の生理活性ペプチドがあります。例えば生体防御ペプチドの研究では、どのようなペプチドがどのような微生物に効果を示すかを解析することを出発点にしていますが、さらにどのようにして効果を示すのか、どうのようにして作られたり分泌されたりするのか、そもそもどうしてそのような物質を持っているのか、という「生物学的」な意義の解明へ発展させて行くことを目指しています。また、生殖行動におけるペプチド(ホルモンとフェロモン)の研究では、個体がフェロモンを分泌する引き金となるホルモン刺激の解明や、フェロモンを受け取る側の個体がどのようにしてそれを感知し、認知するか、またそれが生殖行動へとどのように展開していくか、等を調べています。
このように、生き物の持つ本来の行動や現象を見つけ、また分子や細胞レベルで解析していくことこそ、生物学研究の真骨頂と捉えています。創立60年の伝統を誇る当生物学科では、分野や対象は変わりつつも、常に動物の生命現象の解明を目指す研究室が必ず存在していました。その系譜を受け継ぎ、継続させながら、生物学の面白さを追究していくことを当研究室は目指しています。
調節研のDNA
1998年の研究室創設時より、当研究室では「朝9時集合、挨拶を励行し、嘘をつかない」を具体的な行動目標として来ました。日常生活を大切にし、社会の基本的なルールを遵守する精神が、日々の研究を継続して行く上でとても重要なことだとわかっている学生が研究室に集まって来ます。当研究室の学生は上記ルールの根底にある「願い」を的確に理解し、先輩から後輩へと生体調節学研究室のDNAを引き継いでくれています。
出張講義−行きましょうどこへでも、語りましょう誰にでも
研究室2期生山東(浦元)るりさん画
好奇心を育てることを大切に考える当研究室では、ご希望に応じて、日本全国の小・中・高等学校、どこへでもスタッフが出張講義に伺います。「ヒストンの抗菌メカニズムのお話」、「内分泌撹乱物質のお話」、「カエルの生体防御物質のお話」、「タンパク質の生涯」、「イモリの生殖行動とホルモンのお話」、等々、対象年齢に合わせて内容をアレンジします。また、大学受験生のご父母を対象とした「お母さんのための大学受験講座」なる企画も用意しておりますので、ご興味のある方は左記「入試広報課」へご連絡下さい。
広報活動情報
◉高等学校教員対象の理科教室(終了しました)
1)2022年8月9日 (火) 13:00~17:00
理数探究がはじまった!ー缶詰を使った骨格筋の観察ー (岩室 )
2)2022年8月18日 (水) 13:00~17:00
酵素の反応速度の測定 (蓮沼 )
◉オープンキャンパス(終了しました)
2022年8月6日(土)・7日(日)
蓮沼は両日とも進行等を含め終日、岩室は6日に個別相談を、担当します。
◉土曜キャンパス見学会(終了しました)
2022年9月17日
岩室がご案内役を担当します。
2022年11月27日
蓮沼がご案内薬を担当します。
1)2022年8月9日 (火) 13:00~17:00
理数探究がはじまった!ー缶詰を使った骨格筋の観察ー (岩室 )
2)2022年8月18日 (水) 13:00~17:00
酵素の反応速度の測定 (蓮沼 )
◉オープンキャンパス(終了しました)
2022年8月6日(土)・7日(日)
蓮沼は両日とも進行等を含め終日、岩室は6日に個別相談を、担当します。
◉土曜キャンパス見学会(終了しました)
2022年9月17日
岩室がご案内役を担当します。
2022年11月27日
蓮沼がご案内薬を担当します。
研究発表関連のお知らせ
2022年
◉第33回日本比較免疫学会学術集会(8/26–28)オンライン
岩室が特別講演を行いました。
◉日本動物学会第93回早稲田大会(9/8–10)
岩室が学生の成果を、大学院生1名が自身の成果を、それぞれ一般発表にて報告しました。岩室・蓮沼とも、他の研究グループとの共同研究の発表者にもなっていました。岩室はシンポジウム「両生類はワンダーランド」も企画しました。
◉第46回日本比較内分泌学会大会及びシンポジウム東京大会(10/28–30、東京大学農学部弥生講堂)
蓮沼が学生の成果を中心に発表しました。
◉第45回日本分子生物学会年会(11/30〜12/2、幕張メッセ)
岩室が12/1に学生の成果をポスターで発表しました。
◉第33回日本比較免疫学会学術集会(8/26–28)オンライン
岩室が特別講演を行いました。
◉日本動物学会第93回早稲田大会(9/8–10)
岩室が学生の成果を、大学院生1名が自身の成果を、それぞれ一般発表にて報告しました。岩室・蓮沼とも、他の研究グループとの共同研究の発表者にもなっていました。岩室はシンポジウム「両生類はワンダーランド」も企画しました。
◉第46回日本比較内分泌学会大会及びシンポジウム東京大会(10/28–30、東京大学農学部弥生講堂)
蓮沼が学生の成果を中心に発表しました。
◉第45回日本分子生物学会年会(11/30〜12/2、幕張メッセ)
岩室が12/1に学生の成果をポスターで発表しました。
生物学の新知識
「生物学の新知識」は、2006年6月から始まった生物学科HP掲載の人気コーナーです。掲載内容はだいたい2ヶ月ごとに更新され、生物学科の全教員がローテーションで執筆しますので、個人レベルではだいたい2年半に1回くらいのペースでの執筆となります。たくさんの記事のなかから、当研究室教員の執筆したものを集めてみました。新しいものから順に記載していますので、最下段が最も古い記事です。
タンパク質性下垂体ホルモンは脳に作用する?その2 ~プロラクチンの脳内への移送メカニズム研究の進展~
タンパク質性下垂体ホルモンは脳に作用する?-プロラクチンの中枢神経系への作用を例に-
TOPICS
・2023年1月、生物学の新知識に「細胞外ヒストンは生体防御のダークヒーローなのか?」(岩室執筆)が掲載されました。
・2023年1月、研究紹介をリニューアルしました!
・2023年1月、研究紹介をリニューアルしました!