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研究室メンバー専用

お問い合わせ・連絡先

東邦大学理学部 生物学科 生体調節学研究室

〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1 習志野学事部入試広報課 TEL 047-472-0666

東邦大学理学部 生物学科 生体調節学研究室

研究室の目指すもの

教育機関として

 大学という教育機関にある以上、当研究室が最も大切にしているのは学生教育です。従って、まずは研究室に所属する学生達には日常の研究活動を通じてより高い人格の形成を目指し、正しい倫理観を身につけてくれることを願っています。自ら考え、行動し、新しい発見と成果を以て生物学の発展に寄与すること、そしてその過程において自分を高めて行くことが当研究室に所属するみんなの目標です。

研究機関として

  一方、研究機関としての当研究室は、脊椎動物の生命現象を多角的に解明することを目的としています。自分たちの研究が何の役に立つか、役立てるためにはどうすればよいか、ということをいつでも意識しながら研究を推進していますが、それ以上に、「どうして」そのような現象があり、「どのような」機構でそのことが行われるかを明らかにすることを大切にしています。

現在、当研究室が力を注いでいる研究テーマに両生類の生理活性ペプチドがあります。例えば生体防御ペプチドの研究では、どのようなペプチドがどのような微生物に効果を示すかを解析することを出発点にしていますが、さらにどのようにして効果を示すのか、どうのようにして作られたり分泌されたりするのか、そもそもどうしてそのような物質を持っているのか、という「生物学的」な意義の解明へ発展させて行くことを目指しています。また、生殖行動におけるペプチド(ホルモンとフェロモン)の研究では、個体がフェロモンを分泌する引き金となるホルモン刺激の解明や、フェロモンを受け取る側の個体がどのようにしてそれを感知し、認知するか、またそれが生殖行動へとどのように展開していくか、等を調べています。

このように、生き物の持つ本来の行動や現象を見つけ、また分子や細胞レベルで解析していくことこそ、生物学研究の真骨頂と捉えています。創立60年の伝統を誇る当生物学科では、分野や対象は変わりつつも、常に動物の生命現象の解明を目指す研究室が必ず存在していました。その系譜を受け継ぎ、継続させながら、生物学の面白さを追究していくことを当研究室は目指しています。

調節研のDNA

  1998年の研究室創設時より、当研究室では「朝9時集合、挨拶を励行し、嘘をつかない」を具体的な行動目標として来ました。日常生活を大切にし、社会の基本的なルールを遵守する精神が、日々の研究を継続して行く上でとても重要なことだとわかっている学生が研究室に集まって来ます。当研究室の学生は上記ルールの根底にある「願い」を的確に理解し、先輩から後輩へと生体調節学研究室のDNAを引き継いでくれています。


出張講義−行きましょうどこへでも、語りましょう誰にでも

研究室2期生山東(浦元)るりさん画
  好奇心を育てることを大切に考える当研究室では、ご希望に応じて、日本全国の小・中・高等学校、どこへでもスタッフが出張講義に伺います。「ヒストンの抗菌メカニズムのお話」、「内分泌撹乱物質のお話」、「カエルの生体防御物質のお話」、「タンパク質の生涯」、「イモリの生殖行動とホルモンのお話」、等々、対象年齢に合わせて内容をアレンジします。また、大学受験生のご父母を対象とした「お母さんのための大学受験講座」なる企画も用意しておりますので、ご興味のある方は左記「入試広報課」へご連絡下さい。


トピックス

広報活動情報

高等学校教員対象サイエンス教室
8月20日(火)に岩室が「大学共通テストは生物探究に使えるか?−リトマスミルク篇–」を担当します。

◉土曜キャンパス見学会・体験授業
見学会 2024年6月15日(土) 13:00~、15:30~
岩室が学内ツアーを担当します。

ドローンで見る東邦大学習志野キャンパスです!

研究発表関連のお知らせ

2024年
◉第108回日本生物教育学会(1/6-8)@神奈川大学横浜キャンパス
岩室が「大学入学共通テストの問題は実際に生物探究に使えるか?」というタイトルで発表をします。公益財団法人日本科学協会のサイエンスメンタープログラムの成果の一部を含んでいます。

2023年
第37回日本下垂体研究会学術集会(8/3–5)@宮崎
蓮沼が発表をしました。

◉埼玉大学との共同研究論文が公開されました(8/19)
Title: Molecular Cloning, Expression Analyses, and Physiological Roles of Cathelicidins in the Bursa of Fabricius of the Japanese Quail, Coturnix japonica. Antibiotics 12, 1341, 2023.

日本動物学会第94回山形大会(9/7–9)@山形大学小白川キャンパス
・岩室並びに大学院生1名が、それぞれ一般発表を行いました。
・蓮沼が関連集会「最先端in situ転写解析が拓く動物学研究の可能性」において、「In situ hybridization chain reaction法の両生類下垂体研究への応用」というタイトルで講演を行いました。関連集会のオーガナイザーは当研究室1期生・東邦大学生物分子科学科の塚田岳大先生でした。

◉第60回ペプチド討論会(11/8–10)@びわ湖ホール
岩室がポスター般発表を行う予定です。


生物学の新知識

 「生物学の新知識」は、2006年6月から始まった生物学科HP掲載の人気コーナーです。掲載内容はだいたい2ヶ月ごとに更新され、生物学科の全教員がローテーションで執筆しますので、個人レベルではだいたい2年半に1回くらいのペースでの執筆となります。たくさんの記事のなかから、当研究室教員の執筆したものを集めてみました。新しいものから順に記載していますので、最下段が最も古い記事です。

ホルモンは進化するのか?プロラクチン遺伝子から考える

細胞外ヒストンは生体防御のダークヒーローなのか?

脳内の謎の器官? Paraphysis:副生体について

その壁を突き抜けろ! -細胞膜透過ペプチドの話-

タンパク質性下垂体ホルモンは脳に作用する?その2 ~プロラクチンの脳内への移送メカニズム研究の進展~

両生類は魔弾の射手

タンパク質性下垂体ホルモンは脳に作用する?-プロラクチンの中枢神経系への作用を例に-

抗菌ヒストンを追いつめろ!Part II:Arg-rich型ヒストンの逆襲

後葉ホルモン受容体研究の展開

抗菌性ヒストンを追いつめろ! Part I

抗菌性ヒストンを追いかけろ!Part II

抗菌性ヒストンを追いかけろ! Part I

生体防御の秘密兵器・抗菌ペプチド

「光るタンパク質 - GFPのお話」

TOPICS

・2023年10月、生物学の新知識に「ホルモンは進化するのか?プロラクチン遺伝子から考える」(蓮沼執筆)が掲載されました。
・2023年1月、生物学の新知識に「細胞外ヒストンは生体防御のダークヒーローなのか?」(岩室執筆)が掲載されました。
・2023年1月、研究紹介をリニューアルしました!

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