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東邦大学理学部
生物分子科学科
古田研究室

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
理学部II号館1階 2105A室
TEL 047-472-1169

東邦大学理学部 生物分子科学科 古田研究室

光で細胞機能を操作するOptochemical Biologyの創生

細胞機能の光制御を目指して,新しいケージド化合物を開発しています。
システムとしての生命現象を理解するには,新しい実験手法の開発が欠かせません。私たちは,化学と遺伝子工学を組み合わせて,細胞内あるいは細胞間の情報のやりとりを,高い時間および空間分解能で操作する実験手法の開発を目指して研究を進めています。そのために,細胞内情報伝達分子,神経伝達物質,遺伝子等,さまざまな分子に光ではたらくスイッチを付けて,その働きを自由に制御できる分子(ケージド化合物)を設計・合成しています。ケージド化合物を利用して,狙った細胞の機能を光で自在にコントロールできれば,生物の発生や分化のしくみ,あるいは,記憶や睡眠のような脳機能の解明に貢献できると考えています。

お知らせ

2024年8月13日 横山愛果さん,青木花美さん,船山さん,篠崎君,吉田君たちが取り組んだ,リアノジン受容体のケージドアゴニストとブロッカーの論文がChemPhotoChemのFront Coverに採用されました。
2024年4月5日 玉村研(東京医科歯科大生材研)と共同研究の2光子励起のケージド化合物の論文がChem. Pharm. Bull. のFeatured Articleに選ばれました。
2023年10月18日 佐藤君(M2),朝倉君(M1),中居君(M1)が第13回CSJ化学フェスタ2023で発表しました。
2023年3月2日 藤崎研(東邦大理)と共同研究の論文がJ. Biosci. Bioeng. に掲載されました。
2022年8月30日 坂元さん,平野さん,日高さんが取り組んだ遺伝子指向性ケージドHDAC阻害剤の論文が公開されました。オープンアクセスです。
2022年8月1日 第45回分子生物学会年会(幕張)でワークショップ「古くて新しい光機能性分子-光制御ツール最前線」を開催します。12/2AMです。
2022年8月1日 2021年度講義の反転授業用動画を公開しました。
2022年6月1日 古田が日本ケミカルバイオロジー学会第16回年会で招待講演しました。
2022年5月17日 薬学雑誌の誌上シンポジウムに「遺伝子指向性ケージド化合物の開発と光薬理学への展開」が掲載されました。
2021年12月19日 古田がPacifichem2021"Caged Compounds"のセッションで講演しました。