当研究室について

私たちの身体の中には、物質の運搬を担うタンパク質をはじめとする分子サイズの「部品」が組み合わさった「分子マシン」が存在します。これは外部からエネルギーを得て、機械的な動作によってさまざまな働きをする分子のこと。近年、このような分子マシンを人工的につくる試みが注目されています。複雑な動作を行う分子マシンを開発するには、はじめに部品を作製する必要があります。光や熱などの刺激で機械のように動く分子マシンの部品の開発が、私たちの研究テーマの一つです。
 研究のキーワードは「キラル」です。左右の手のように、鏡像関係にあって重ね合わせることのできない物質をキラルと呼びます。キラルな分子は医薬品の分野で重要であるだけでなく、面白い動作を示す分子マシンの部品への応用が期待されます。私たちはキラルな分子の合成法や分析法の開発にも取り組んでいます。

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東邦大学
理学部 化学科
構造有機化学教室

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