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東邦大学
理学部 教育開発センター
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2015年度のFD活動

日程

2014年 9月 2日(水)10:30 ~ 9月 3日 17:00 (2日)

会場 ウィシュトンホテル ユーカリが丘

テーマ

概要
2015年度理学部FDは、「ひとりひとりの授業改善 ~ 授業改善の実践」というタイトルで、ウィシュトンホテルユーカリが丘にて1泊2日で開催した。 

企画の趣旨と経緯
今回のFDでは、グループ討論の「まとめ」や「グループ提案」を求めるのではなく、2つの成果物を求めることにした。
1) 参加者一人一人が、自分の授業に対する改善案、どの授業に対してどのような工夫をしたいか・出来そうか、また自分のこのようなスキルを磨きたい・補いたいか、など、メモにまとめる。 後日これのコピーを集めて FD の記録とし、来年度に見直す。
2) システム・インフラに関する改善提案・希望を、学科単位セッション(1コマ設ける)において議論し、提案や希望をまとめる。 FD終了後に学科内、学部内での議論の対象とし、来年度に見直す。

具体的な進め方
議論のプロセスは次の6つのステップに組み立てた。
1) 事前課題 各参加者に事前に準備(フォームに記入)しオンライン送付してもらう。 これをグループセッションの議論の糸口にする。
2) 基調講演 1件。 都立南多摩中等教育高等学校(6年制)校長 押尾勲先生 (本校卒業生)
「教育改善」が本当に役に立つのか、自己満足ではないのか? に答えていただく。
3) 学部内での、「教育改善の実践例」を発表してもらう。
4) グループ討論: 自分ではどんな授業改善ができるだろうか? グループの他の人から見て、それは意味があるか、問題を解決しそうか、具体的に実現できそうか、足りないものは何か、などを話し合う。
FDの成果物の1つとして、本議論を踏まえて、各参加者ごとの「自分が考えられる授業改善」をまとめてみる。
5) 全体発表会: 各グループでの討論で出た共通の提案・問題や悩みを発表し、全員で共有する。
6) 学科別セッション: 学科ごとに分かれ、各自が出した共通の提案・問題や悩みのうち、学科内での検討に値するものを選び、具体的な対応を議論する。(この議論は、本FDでは時間が不十分なので、今後の学科内での課題として持ち帰ってもらう。)

当日のスケジュール

1日目 1000~1100 基調講演 都立南多摩中等教育学校 押尾勲先生
1日目 1100~1200 事例発表(1) 2件
1日目 1300~1800 (グループ討論1) 事前アンケートの結果を出し合って、アイスブレーキング。 グループ分けは、ランダムとし、各グループに運営委員がファシリテータとして入る。自分の授業への取組、問題点、疑問点などを出して、他の参加者を含めて議論をする
1日目 1900~2100 事例発表(2) 3件

2日目 0900~1200 (グループ討論2) 1日目の議論を踏まえて、もう一度、自分の授業について、何をどう改善したいか、何ができるか、何が足りない
かを出して、その実現法について他の参加者を含めて議論する。 自分の授業・教育の改善計画を書き出す。
2日目 1300~1530 (学科別討議)
新たに学科別グループに分かれ、グループ討論の中で出たり、各自が日頃思っている改善上の問題点、特に学科として取り上げる問題を整理し、学科内共通の認識を形成する。(FD終了後、学科内で議論を続け、結果を整
理して提出してもらい、FD記録として残す)
2日目 1530~1630 (全体セッション) 各人の改善計画の整理(整理結果は提出してもらい、FD記録として残す)、FDのふりかえり、アンケート、閉会の辞

報告書