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東邦大学理学部
生命圏環境科学科
環境材料化学研究室
准教授 今野 大輝

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
東邦大学理学部5号館5611室
hiroki.konno
"@"sci.toho-u.ac.jp

Chem. Eng. J. Adv.誌に論文が掲載されました!

 

M2染谷さんが大学院に入学してから積み重ねてきた研究成果をもとに執筆した論文が、Chemical Engineering Journal Advancesに掲載されました!同誌は、化学工学分野を代表する学術誌Chemical Engineering Journalの姉妹誌であり、環境・エネルギー・材料などに関する先進的な研究成果を扱う国際学術誌です(Impact Factor 6.9)。

今回の研究では、農業廃棄物である籾殻灰(Si源)とアルミニウム産業から排出されるアルミニウムドロス(Al源)を出発原料として同時に利用し、高結晶性のFAU型ゼオライトを合成することに成功しました(これまでの廃棄物由来ゼオライト合成に関する報告は、そのほぼ全てがSi源かAl源のどちらか一方だけに、廃棄物を適用する合成法でした)。さらに得られたゼオライトは、高純度試薬から合成したゼオライトと同等のアンモニウムイオン交換特性を発揮することを明らかにしました。

本研究は廃棄物を単なる代替原料として利用するだけでなく、二種類を組み合わせて高機能な水処理材料へと転換する「dual-waste conversion」の可能性を示したものです。廃棄物の資源化と水環境浄化を同時に実現する循環型材料プロセスとして、今後の発展が期待されます。

Title: Dual-waste conversion of rice husk ash and aluminum dross into FAU-type zeolite for ammonium ion exchange
Authors: Hiroki Konno, Momoka Someya
Journal: Chemical Engineering Journal Advances
https://doi.org/10.1016/j.ceja.2026.101427

染谷さんの研究に対するセンスと実験に対する丁寧さが光る論文となっています!オープンアクセス誌の論文になりますので、どなたでもダウンロードして読むことができます!

本研究の一部は、文部科学省 科研費 基盤研究(B) 26K03143の支援を受けて実施されたものです。ここに記載し、深く感謝申し上げます。