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KEIRIN

お問い合わせ・連絡先

東邦大学理学部
生命圏環境科学科
環境材料化学研究室
准教授 今野 大輝

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
東邦大学理学部5号館5611室
hiroki.konno
"@"sci.toho-u.ac.jp

研究内容

 

多孔性材料の合成と応用

 当研究室では、化学工学的なアプローチによって多孔性材料の新たな合成法を提案しています。例えば環境に配慮した有害物質を使用しない合成法、省エネルギー化を目指した常温常圧条件による合成法、そして循環型社会を実現する廃棄物を原料とする合成法など、これらを学生と共に研究しています。
 さらにこれらの手法で合成した多孔性材料を用いた、新たな環境浄化プロセスの開発を目指しています。現在は産業排水や生活排水中に存在する難分解性有害汚染物質を高効率に浄化する技術について、興味を持って取り組んでいます。
 今野研に所属する学生は一人ひとりが独立した研究テーマを持ち、文献調査、材料合成、特性評価、性能実験を繰り返しながら、多孔性材料を駆使した新たな環境プロセスの開発を推進しています。最近は学外の国立研究所や国内企業との共同研究も始まっていて、科研費や民間財団からの助成金を受けているテーマも複数あり、面白い研究がたくさん動き出しています。

研究室紹介ポスター(2023年度版)

2022年度(五期生)の卒業論文テーマ

  石澤宏弥「官能基修飾型MOFs結晶の新規合成法開発」
  菊地穂夏「官能基修飾型MOFs結晶による水中汚染物質吸着除去」
  佐藤帆乃佳「MOFs結晶を用いた水中濃縮型光触媒反応」
  立石新「低品位資源を出発原料とするMOF結晶の新規合成法開発」
  名畑太陽「新規多孔性材料による水中汚染物質吸着除去」
  藪下竜也「MOFs結晶の地球温暖化ガスに対する吸着特性の検証」

2021年度(四期生)の卒業論文テーマ

  板場里歩「官能基修飾型MOFs結晶による水中汚染物質吸着除去」
  岩谷伸太郎「低品位資源を出発原料とするMOF結晶の一段階合成」
  大塚正虎「新規多孔性金属酸化物材料による水中汚染物質吸着除去」
  小川三雛「結晶径の異なるMOFs結晶による水中汚染物質吸着除去」
  塚田彩友「官能基修飾型MOFs結晶による水中汚染物質吸着除去」
  綱島倖子「低品位資源を出発原料とするMOF結晶の合成と応用」

2020年度(三期生)の卒業論文テーマ

 井口智裕「MOFs結晶の環境調和型合成法の開発」
 伊藤悠輔「鉄イオン担持ゼオライトによる不均一光フェントン酸化」
 遠藤海咲「官能基修飾型MOFs結晶による水中汚染物質吸着除去」
 岡野拓実「非可食な食品系廃棄物による水中汚染物質吸着除去」
 小泉大生「MOFs結晶の吸着特性に関する簡易評価法確立」
 小島榛花「フェムトリアクター法によるMOFs結晶合成法の開発」
 佐藤宏基「低品位資源を出発原料とするMOF結晶の合成と応用」
 谷原彩音「結晶径の異なるMOFs結晶による水中汚染物質吸着除去」
 花香有祐「結晶径の異なるMOFs結晶による水中汚染物質吸着除去」

2019年度(二期生)の卒業論文テーマ

 芦沢涼「MOFs/微小繊維複合体による水中汚染物質吸着除去
 小俣実穂「フェムトリアクター法によるMOFs結晶合成法の開発
 後藤麻那「界面活性剤を用いたMOFsナノクリスタルの合成」
 塚本悠雅「非可食な食品系廃棄物による水中汚染物質吸着除去
 堀歩未「結晶径の異なるMOFs結晶による水中汚染物質吸着除去
 萬造寺飛慧「鉄イオン担持ゼオライトによる不均一光フェントン酸化
 渡邉和樹「鉄イオン担持ゼオライトによる不均一光フェントン酸化
 和田みさと「MOFs/TiO2複合体による水中汚染物質吸着分解

2018年度(一期生)の卒業論文テーマ

 海老沼寿梨奈「オゾンとゼオライトによる水中汚染物質吸着除去
 加瀬千恵莉「医薬品包摂を指向したMOFs結晶の簡易合成法開発」
 川又亮太「MOFsを光触媒に用いた水中汚染物質吸着分解
 菊地紘平「鉄イオン担持ゼオライトによる不均一光フェントン酸化
 佐々木拓海「非可食な食品系廃棄物による水中汚染物質吸着除去
 安田紘輔「結晶径の異なるMOFs結晶による水中汚染物質吸着除去
 柳澤春樹「MOFs結晶による水中汚染物質吸着除去の反応速度解析