博士研究員の小野里磨優さんが国際学会にて研究報告を行いました
学会概要
私は、9月4~8日にドイツ ミュンスターにて開催された「International Society for Polycyclic Aromatic Compounds 23 (ISPAC 23)」に、齋藤敦子講師、大島研究室の柳下真由子さん(修士2年)と一緒に参加してきました。この学会は、多環芳香族化合物(PAC)の研究をしている研究者たちが研究成果を発表したり、情報交換をおこなう集いで、2年に1回開催されています。合成、分析、環境中におけるPACの動態研究、ヒトへの影響のモニタリングなど化学的、生化学的など様々な観点からのPACに関する研究報告が口頭もしくはポスター形式で発表されました。今回の学会では、特に食品に含まれるPACの分析に関する発表が多く見受けられ、大変興味深いものでした。
発表内容
今回、私は“Study on the degradation of polycyclic aromatic hydrocarbons (PAHs) in the excrement of Marphysa sanguinea”というタイトルで、口頭発表をおこないました。イワムシという環形動物の糞中に含まれる高濃度のPAHsが時間経過に伴って濃度低下するという現象について報告をおこないました。質疑応答やその後に他の研究者とディスカッションをしたり、大変有意義な経験ができました。英語でディスカッションをおこなうことは容易ではありませんでしたが、せっかくの機会なのでと思い、いろいろと会話をし、関心のある報告をしていた研究者と連絡先を交換したりもしました。
次回のISPACは2年後ですが、他の学会でも研究成果を報告できるよう、今後もイワムシの糞中に含まれるPAHsの動態を研究してゆきたいと思います。
博士研究員
小野里 磨優



