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高齢者が自律的な生活を送れる社会/上田(石原)奈津実(生物分子科学科)

生物分子科学科の上田(石原)奈津実 准教授に研究とSDGsの関係について伺いました。

Q 先生のご研究のテーマについて教えてください。

生物は内部環境を一定に保とうとする恒常性という仕組みを持つ一方で、外部環境に応じて変化する可塑性も持ち合わせます。これらの仕組みが働かなくなると、様々な病気が起こります。我々の研究室では、脳に着目して、恒常性と可塑性のメカニズムを読み解くことで、老化や疾患に伴って正常な機能が失われていく際に関連する分子を明らかにすることを狙っております。将来的には、神経系にとどまらず、得られた知見を癌、生活習慣病、老化などの広範囲で活用し、創薬や治療戦略に繋ぐことを目指しております。

Q 先生のご研究はSDGsのどのゴールに該当しますか?

SDGsの17の目標のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」と「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」に関係します。

Q 先生が展開される研究は、社会にどのように展開していきますか?

厚生労働省の発表によりますと、2050年には認知症患者数が国内だけでも1千万を超えると推計されており、我が国において急速に高齢化が進展する中、健康寿命の延伸や要介護人口の減少は重要な課題です。現在取り組んでおります研究内容は、認知症の初期症状に焦点を当てたものですので、分子メカニズムを明らかにすることができれば、認知機能の低下を標的とした新たな創薬や機能性食品の提案ができると考えております。また、予防法も探索しておりますので、高齢者がより健康的で自律的な生活を送れるような社会を作ることに貢献できるのではないかと考えております。
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