新たな学内大型補助金「東邦大学重点領域研究補助金（TUGRIP）」の採択事業がスタートしました。

令和２年度は中野裕康先生をリーダーとする共同研究課題「生体組織の4次元リモデリング機構破綻による疾患発症・重症化メカニズムの解明と医療技術シーズの創出」です。

初年度の研究報告として「第１回TUGRIP研究発表会」が令和2年7月14日（火）にオンライン開催されました。新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、一堂に会する形式での開催とはなりませんでしたが、オンライン開催であるが故に、習志野キャンパスや大橋病院そして佐倉病院とすべての地区から参加いただき、53名で開催となりました。学内研究推進の観点より、各グループの若手研究者による研究発表を行った。また、グループを超えて互いに若手研究者が座長を務め、今後の研究推進の機運を高める発表会となりました。

 

《開催概要》

◆日　時：2020年７月14日（火）14：00 - 16：00

 

◆参加者：53名（オンライン参加）

 

◆発表会スケジュール：

１．事業概略の説明

「生体組織の4次元モデリング機構破綻による疾患発症・重症化メカニズムの解明と医療技術シーズの創出」
　発表者　医学部 生化学講座　中野裕康

 

２．研究発表会

「非結核性抗酸菌症マウスモデルを用いた病態解析と免疫補助療法の検討」
　座   長　医学部 生化学講座　山崎 創

　発表者　医学部 微生物・感染症学講座　梶原 千晶

 

「シェーグレン症候群発症における病原性T細胞活性化機構の解析」
　座   長　医学部 微生物・感染症学講座　木村 聡一郎

　発表者　医学部 免疫学講座　田中 ゆり子

 

「Interleukin-11産生がん関連間質細胞による大腸がん形成促進機構の解明」
　座   長　医学部 免疫学講座　桑原 卓

　発表者　医学部 生化学講座　仁科 隆史

３．終わりに　東邦大学学長　高松 研