ご挨拶

ご挨拶

事業推進代表者 学長 高松研

 本学は、建学以来、微生物・感染症学を医療人育成の大きな柱とし、近年は多剤耐性菌や新興感染症を含めた感染制御・予防の教育に注力してきました。COVID-19の感染拡大を受けて、急性期医療施設での医療を担う人材養成を強化するとともに、慢性期や介護施設、さらには在宅を含めた地域社会での感染症対策を担う人材養成が求められています。本事業では、「パンデミック危機を現実のものとして認識させる教育」をコンセプトに、VRやMRを活用した教育研修プログラムを展開し、感染制御の臨床現場で主体的に関与、活躍できる医療人材の養成を目指します。

事業推進責任者 医学部 微生物・感染症学講座 教授 舘田一博

 新型コロナウイルス感染症の流行を経験して、改めてパンデミック感染症への備えの重要性がクローズアップされています。東邦大学では、医学部をはじめとする医療系5学部の卒前・卒後教育はもちろんのこと、大田区との連携講座の開設による地域への貢献、感染症関連学会を通しての学術活動を実践してきました。感染症医療人材養成事業への採択は、感染症分野における本学のさらなる発展のチャンスです。東邦大学から感染症領域の次世代リーダーが生まれてくるよう、本事業を最大限に活用していかなければなりません。“次のパンデミックは必ず起こる”という状況の中で、東邦大学としての責任はますます大きくなっていると感じています。

お問い合わせ・連絡先

東邦大学 
感染症医療人材養成事業

〒143-8540
東京都大田区大森西5-21-16
Kansensho2@ml.toho-u.jp